60代女性一人暮らし「終の棲家探し」ー最初の住み替え編=
別居してから、結果的に転々と移り住んでいる私ですが、結論として「引っ越しが好き」と言うのがわかりました。
引っ越しの度に、私にとっては深刻な理由がありまして、知り合いから言わせれば、「それだけで引っ越す?」と言われます。
確かに・・・入居のための審査や、書類を揃えたり、とかなり時間とエネルギーを使いますよね。
ですが、私にとっては、「もう住みたくない」と思ったら最後、精神的に住めなくなるんですね!
私って・・・わがまま?🙄
近隣の住人が原因なのと、家賃、通勤、住み心地などが理由の住み替えもありました。
60代ということで、保証人の問題や、家主が高齢者の入居をどう判断するか? も色々と心配はありました。
でも、行動に出ました!
では・・・更に、住み替えの理由など詳しくお話していきますね!
初めての一人暮らし物件探し、寛容で気の利いた不動産との出会い
別居したのは50代の後半でしたが、別居前にネットでマンション探しをして、土地勘が全くないままに、ある町に住もう、と決心して探していきました。
まず、その物件を扱っている不動産へ連絡して、内覧できるかどうか?を聞いて、予約がとれて不動産会社へ行くことになりました。
地図を見ながら(その頃はナビとかなかった?)探していき、町の中心街からやや郊外に位置した、マンション街の入り口といった雰囲気でした。
大きくて立派な、よく耳にするチェーン店?の不動産会社でした。
若くて爽やかな男性社員の方で、私の希望を真剣に聞いてもらい、無職であっても、保証人がいれば大丈夫です、とアドバイスしてもらい、いくつか希望を言って、数件を内覧しました。
不動産の営業の方は、しつこく勧めてくる、という思い込みでしたが、その担当者は、口数は少なく、欲がないというか、自分の親御さんの話などをしてくれ、強引な営業とは程遠い、爽やかな方でした。
プレッシャーに弱い私でしたが、しつこくない営業の方のお陰で、プレッシャーを受けることなく、内覧することが出来、ある物件に審査申請をすることになりました。
不動産会社に戻り、書類を記入して、色々と説明を受け、保証人を息子にお願いすることで、多分、審査は大丈夫でしょう、と言ってくれました。
今考えれば、礼金敷金が、まだ健在の時代でしたので、かなり寛容な会社だったんですね。
私にとっては、かなりラッキーな出会いでした。
保証人は、遠方でサラリーマンをしている息子に内緒で頼み込み、すぐに保証人になってもらうことが出来ました。
宅急便で書類を送ったり、慌ただしく手続きが終わり、無事に審査に合格することが出来ました。
息子は、別居なんて寝耳に水のことで、相当びっくりしたと思いますが、私の受けたパワハラ、モラハラは、ある程度、知っていましたので、快く受けてくれました。
50代後半で別居一人暮らし☆入居3年後に事件は起こる!
何といっても、別居して最初に経験した一人暮らしで、全く見知らぬ土地でのスタートは、大変心細く、無職で出てきた上、長年のストレスとパワハラで、体はもうボロボロ、買い物に行ってもすぐに帰ってきて、横にならないと、体力が持たない程、疲れ切っていました。
6畳程度のワンルームだったので、荷物の片付けは、すぐに終わりました。
自転車で近所探検をしたり、大型スーパーで不足している日用品を買いに行ったり、心細さとは反対に、解放され自由になった喜び、そして自分でこれからの人生を作っていけるかも知れない、というわずかな希望とが半々になっていました。
その不安だらけの一人暮らしから3年後、事件は起こりました。
土地柄、家賃によって、それは傾向があると思いますが、その頃の時代は、観光ブームに乗り、外国人が大量に日本に来て、日本で働く、と言った状況で、同じマンション内でも、中〇語、韓〇語、と日本人はどこ? と言う位、外国人だらけでした。
それはそれで、特に何も影響はなかったのですが、ある夜、上の住人でしょうか?(私の感ですが・・)
上の住人は、外国人男性ということは、大体知っていましたが、深夜1時間にわたり、女性の悲鳴がなり響き、怖くて怖くて、深夜にも関わらず、子供にメールをしてしました。
私にとって、その1時間は、ものすごく長く、トイレに行っても、私の存在を知られたくなく、流さずに、とにかく音を立てずに、静かに事が終わるのを待ちました。
警察に連絡しても、連絡元がわかれば、これからの生活が恐怖だし・・・😱🥶😨💦
色々のことが頭の中をよぎり、ただただ震えていました。
1時間位すると、悲鳴は止まり、今度はガタガタと大きな音が続き、これまた、眠れぬ夜を過ごしました。
翌日、朝一番で管理会社へ問い合わせしましたが、どこからも苦情の連絡がない、と言うのです。
「嘘でしょう?」
あれだけの悲鳴が1時間続き、誰からも連絡がない?
それも、怖いですよね~
それ以降、恐怖を感じながら生活をして、駐輪場で、上の住人らしき男性と目が合うと、更に震えました。
結婚して30数年、やっぱり家庭の主婦という立場で、私は守られていて、温室の中で生活していたんだ、と実感しました。
ちょっとしたこういうことにも過敏で、免疫力がないのです。
これから果たして、独りぼっちで一人暮らしが出来るのか? 無性に不安になり、恐怖のどん底に落ちました。
知人は、その悲鳴を直接聞いていないので、「それ位で引っ越し?」と言いますが、私にしてみれば、想像が想像を生み、一刻も早く、このマンションから出て行きたい、と思ったのです。
まとめ
前に公開した記事「終の棲家探し」では、今まで住んだマンションの大まかな説明で終わっていましたが、今回は、高齢で住み替えをするといった、なぜリスクある行動に出たのか?を書いてみました。
初めての一人暮らしの家を探すということで、かなり寛容な会社、そして感じのよい営業担当の男性社員さんとの出会いで、私のような高齢の弱者?を救ってもらったことは、本当に心から感謝しています。😄
その無事に審査に合格したマンションで、平和に生活をしていましたが、住んでから3年後に、私にとって耐えられないほど、恐怖な出来事が起こり、精神的にも参ってしまい、住み替えを実行したのです。
また、この「終の棲家探し」シリーズ、次回もまたアップ予定ですので、また見に来てくださいね!
最後まで、読んで頂きまして、ありがとうございました。😃
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